16May
2018

2018/05/16 2018/05/11 おもしろコラム

ママカースト上位ってどんな人?会話を盗み聞きしてみた

スクールカーストと同じように、保護者の世界にもそういう階級制度が発生するものです。

特に保育園や幼稚園では、親同士が顔を合わせる機会が多いため、ママカーストなるものが存在します。

えー、大人になってまでこういうの嫌だよ

と思いつつも、

学生時代密かに憧れたカースト上位のイケてる軍団に入るチャンス かも!

と高望みして、とりあえずその方達の周辺をウロウロしたみた。

という経験をお話しします。





 

地方のママにもカースト制がある


ママカーストというと、お受験戦争やらタワーマンションやらの、

すでに勝ち組じゃん!という中で行われるマウンティングを想像しがちです。

でも、スクールカースト同様、人が集まればどこにでも発生しうる現象だということがわかりました。

私が住んでいるのは、

ほぼ全員が近くの公立小学校へ通う完全なる地方。

10年前に駅前に建てられた唯一のタワーマンションは空室だらけ。

地域のステイタスは実家の敷地内に建てた注文住宅。

という土地だけはある田舎です。

そんな場所でもママカーストはちゃんとあるんですよ。

 

カースト上位のママたちの特徴


学生時代と同じように、カースト上位のママさんたちは光っています。

具体的に紹介すると以下の通り。

コンサバファッションの美人が多い

美人は美人をよぶのだと思います。

カースト上位のママ軍団は、お顔がキレイ です。

年齢に差はあれど、素材が優れています。

目が大きくて、色が白くて、モテただろうなーと思わせる 顔立ちの人が多い。

ファンションはなぜか皆さんコンサバ系です。

パステルカラーもしくはアースカラーの組み合わせが多く、全体的にヒラヒラしています。

最近だと、フレアパンツか薄いデニムのワイドパンツ。

トップスもフレア袖のカットソー。

足元はパンプスもしくはオープントゥの厚底サンダルが定番。

髪はロングかボブのふんわり系。

とにかくモテそう

明るいオーラが出ている

乳児期が過ぎても、育児はやっぱり過酷です。

誰だって育児疲れと戦っているはずなのに、なぜかその曇りを感じさせません

表情が明るいしメイクも崩れていません。

鼻がテカっている人や眉毛が溶けている人もいません。

地声よりワンオクターブ高い声で「こんにちはぁ」と小さく手を振ってる印象です。

おおらかといえば、おおらか

子どもが「ママ〜!きて〜!」と叫んでも「はいはい」とかわす。

子どもが多少無茶をしていても、見守る。(むしろ見ていないと言えなくもない

子どもと一緒に走ったり遊んだりする姿はあまり見受けられません。

大人同士で会話をしていることの方が圧倒的に多いです。



 

気になる会話の内容は


ママカーストの上位に紛れてやろうと、

なんとなーく会話に混ざって「うふふ」と笑ってみたりしたものの、

特に話を振られることもなく、単に周りをウロついただけの私ですが、

そんなことを数回繰り返すうちに彼女たちの主な話題をつきとめる ことができました。

とにかく子どもの習い事

ママA「〇〇のスイミングどうだった?体験行ってきた?」
ママB「月謝高いよね、でもレッスン時間が長いよ」
ママC「〇〇のダンススクールは?発表会とかあるんだっけ?」
ママA「衣装が高いよね、でもめちゃ可愛いよ」
ママC「〇〇ちゃんも同じところに通ってるって」
ママB「あそこの先生厳しいらしいよね、でも逆に助かるかもー」
ママA「今度英会話の体験スクール行ってみない?」
こんな感じです。

もっとセレブな話題かと思いきや、とにかく子どもの習い事の話しが多い。

ピアノ、スイミング、英会話をベースに、体操、ダンス、空手。

各々の子どもを通わせているスクールの情報交換を頻繁にしています。

ちなみに、我が子は習い事をしていないため、会話に入る隙が全くありませんでした。

とにかく子どもの行事に誘ってくれる

ママA「今度、デイキャンプイベントがあるから行かない?」
ママB「神社でお稚児さんがあるから参加しない?」
ママC「ひな祭りのフォトイベントに参加してみない?」

など、子どもが参加できるイベント情報には超敏感で積極的に誘い合っています。

おそらく、こういうのに参加すると共通の話題ができて親同士のコミュニケーションも深まるのだと思います。

そして、それがカーストの壁を強靭にするのではないでしょうか。

ちなみに、その辺をウロついていただけの私でも誘ってもらえました

でも、土日の予定がガチガチに決まるのが億劫で参加できませんでした。

とにかく写真を送る

行事同様、とにかく記念が好きなので、ことあるごとに子どもの写真を撮っては送り合いっこ しているようです。

ママA「並んで並んで〜」

と子どもを並ばせて、数人の親が同時に撮影したものを各々送り合っています。

…それってほぼ同じ写真じゃん!

と思うのは野暮なようで、私も「ありがと〜」と言って送ってもらいました。

でも、ほぼ同じ写真なので消しちゃいました。

ネガティブな話題が少ない

ママA「姑がムカつく」
ママB「旦那が使えない」

とか、そういうよくある愚痴は、ほんの少し だけ。

スパイス程度にしか話題に出てきません。

ネガティブな話題は盛り上がることもありますが、ハッピーな気持ちにはなりませんから、これは本当に偉いなと思います。

私にように、心の大半が愚痴でできている人と違って

習いごと♡イベント♡ランチ♡

といったOL風の前向きな話題が多いんですよ。

まとめ!結局リア充は強い

ママカースト上位の特徴としては、ファッションは無難でも子どものことにはアクティブだということです。

そして、その「子どものこと」は、できる限り自分が手を下さない という特徴を孕んでいます。

一緒に公園で遊ぶよりは、外部の習い事やイベントに参加させるという手立てが目立ちます。

あるママは

ママA「ひとりで子どもの相手をするのが苦手」
と話していました。

だから、子どもの近くで他の大人と話していたい

育児神話を唱える人には叱られそうですが、これって、めちゃくちゃ正直な言葉だと思います。

自分だって楽しみたい!ママカースト上位の会話の根底には、こういうリア充精神が流れていました。

結婚しても、ママになっても、リア充は強し! と実感した体験でした。