23Apr
2017

2017/04/23 2019/10/03 永瀬なみコラム

起きられない理由はこれかも!遮光カーテンの意外なデメリットとは?

春になると、どうしてこんなに起きられないの?と悩む人が多いですよね。

もしかすると、朝「起きるのがツライ」理由は遮光カーテンかもしれません!

今回は、遮光カーテンのお話です。

遮光カーテンの機能や種類についてみていきましょう。




遮光カーテンの種類やメリット

 

いろんな遮光レベルがある

遮光カーテンは、その名の通り“光を遮る(さえぎる)ため”のカーテンです。

どの程度の光を遮るのかは“遮光率”で示してあります。

1級遮光:遮光率99.99%以上(人の顔が認識できない)

2級遮光:遮光率99.80%以上(人の顔あるいは表情がわかる)

3級遮光:遮光率99.40%以上(人の表情はわかるが、作業には暗い)

遮光性なし:遮光率99.39%以下

超遮光:遮光率100%

引用:http://www.rakuten.ne.jphttp://www.curtain-info.com

 

shakou

参考URL:http://curtain-sommelier.com

遮光率が高ければ、いくら外が明るくても部屋を真っ暗にすることができます

例えば、

夜勤でお勤めの人や街灯や看板の灯りが眩しくて気になる人には最適。

他にも「昼間に部屋を真っ暗にして映画を楽しみたい!」という人にも向いていますね。

 

機能とメリット

遮光カーテンの機能は、光を遮ることだけではありません。

  • 夏の日差しを遮ることによる断熱効果
  • 省エネ対策
  • 防音効果に優れている

生活サイクルの情報を外に漏らさないので防犯性も高まります。



デメリットもある

 

昔は暗い色や濃い色が主流だった遮光カーテンも、技術進歩により

かわいい模様やパステルカラーが加わったことで、

買う人が増えたのかもしれませんね。

でも、遮光にはデメリットもあります。

ここからは遮光カーテンのデメリットをご紹介しましょう。

 

部屋が暗くなってしまう

断熱効果を得るためには昼の暑い時間に日差しを遮る必要があるので、

まだ明るいうちからカーテンを閉めることになり、部屋が暗くなります。

昼間から暗い部屋にいることは精神的にも良くありません

 

値段が高い

遮光カーテンは、そうでないカーテンに比べると高い傾向にあります。

例えば、遮熱ではないカーテンが2枚で3,000円台なのに比べ、

完全遮熱カーテンは2枚で6,000円以上ということも少なくありません。

殊な糸や素材を使っているため、高くなってしまうのは仕方ないでしょう。

 

デザインがイマイチ

パステルカラーやいろんな模様の遮光カーテンがあるとは言え、
完全遮光のカーテンのデザインはイマイチ…というのがユーザーの本音。

3級カーテンや非遮光カーテンにあるようなナチュラルな色や薄い色、かわいい雰囲気のものが少ないのが現状でしょう。

これには使われている糸の色が関係していて、黒い糸を多く使う遮光カーテンはどうしても鮮やかな色合いからは遠ざかってしまうようです。

 

体内時計が狂う

“暗くなったら寝て明るくなったら起きる”という流れの中で生活していると、体内時計は自然に整うでしょう。

でも

“部屋が暗いまま目覚ましの音で朝に気付く”

という生活をしていると、自然に目覚めるという現象を邪魔することになってしまいます。

そのせいで「起きるのがツライ」という思いをしている人にとっては、

“部屋を暗くする”

のは無駄な機能かもしれません。

 

家族が少し寂しい気持ちに

仕事から帰ってきた家族が、外から見える家の灯りでホッとすることがあります。

でも、遮光カーテンを閉めた状態で電気を点けていても外にはほとんど灯りが漏れないので、

あれ?誰もいない?と思ってしまうこともあるようです。

小さなことですが、意外とそれが原因で“早く帰ろう”と思わなくなることも。

 

 

おわりに

いかがでしたか?

もちろん遮光カーテンが適した生活をしている人もいますし、

部屋によっては完全遮光がベストということもあるでしょう。

これを機に、メリットやデメリットについてもう一度よく考えてみて下さいね。